マジックオンラインで活躍している、FFfreak の,
ここ2週間で2つのプレミアイベントで優勝した暗黒の深部デッキ/ Hexmage Depth / DD の考察記事をつまみ訳。

Brad Nelson
FFfreaky Friday - Plumbing the Depths
http://strategy.channelfireball.com/featured-articles/fffreaky-friday-plumbing-the-depths/

「このマッチアップは複雑で、練習あるのみ」という記述が飛行機械デッキ・フェアリーのマッチアップに記されていましたが、カットしました。
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デッキリストは以下。

3 Vendilion Clique
4 Vampire Hexmage
4 Dark Confidant

2 Repeal
2 Engineered Explosives
4 Thoughtseize
3 Chalice of the Void
1 Duress
1 Echoing Truth
4 Beseech the Queen
4 Muddle the Mixture
4 Chrome Mox

1 Swamp
4 Tolaria West
4 Urborg, Tomb of Yawgmoth
4 River of Tears
2 Underground River
4 Sunken Ruins
1 Ghost Quarter
4 Dark Depths

Sideboard
2 Tormods Crypt
4 Bitterblossom
1 Doom Blade
1 Chalice of the Void
1 Slaughter Pact
1 Yixlid Jailer
1 Pithing Needle
2 Cranial Extraction
2 Damnation

暗黒の深部の10個のカウンターを呪詛術師で取り除き、3ターン目に出来立てホヤホヤの20/20を場に出し、次のターンに殴る。その為に思考囲いや、虚空の杯で相手の1マナの対抗策を防ぐ。

対 風景の変容

相手は5ターンでコンボを決めてくる。こちらに闇の腹心がいれば、相手への妨害手段やサーチカードを引きこんでくることができる。

ほとんどの風景の変容デッキには乱動への突入が搭載されており、X=1の虚空の杯で対処できない。虚空の杯をX=4で置けることもありうるが、めったに無い。

交錯の混乱は大事に使うこと。

サイドボード

-2 虚空の杯
-1  撤廃
-1  仕組まれた爆薬

+2  頭蓋の摘出
+1  殺戮の契約
+1  真髄の針

真髄の針は、相手のデッキに幽霊街が搭載されている場合。

殺戮の契約はサイドインが予測されるヴェンデリオン三人衆へ。

頭蓋の摘出は「あなたはゲームに勝つ」カード。ゆえに、暗黒の深部コンボを決めることとは別の勝ち手段。

交錯の混乱はサーチカードとして使わない。

闇の腹心での死亡に気をつける。ライフ8以下で相手の場にいくつかのクリーチャーがいる状況では、腹心をコントールしていたくない。

相手の手札に風景の変容がなくても、ライブラリーを掘り進める複数の呪文が搭載されているため、安心してはいけない。慎重に、慎重にプレイすることがこのマッチアップの秘訣。

アグロ型のZoo

1戦目の相手はこちらのコンボの妨害をしてこないため、勝ち負けはドローしたカード次第。虚空の杯X=1は、勝利する一番確実な手段。そうでなくても、撤廃や仕組まれた爆薬で
時間を稼ぐことができる。

サイドボード

-1 闇の腹心
-1 思考囲い

+1  虚空の杯
+1  破滅の刃
+1  殺戮の契約
+2 滅び

サイドボード後は楽なゲーム。たいていのアグロ型のZooの妨害手段はせいぜい流刑への道とガドック・ティーグのような軽い呪文だけ。

サイド後も、時間を稼ぐ。相手のデッキは1ターンに6ダメージ与えてくる程度なので、ライフを守りながら勝つのはそれほど難しいものではない。

相手への妨害手段のない初手はキープしないこと。

呪詛術師をプレイする前に、暗黒の深部を場に出さないこと。相手のデッキは熔鉄の雨を搭載している。

引くカード次第で勝てないゲームもあり得るし、逆に負けないゲームにもなりうる。接戦にはならず、どちらかのブンまわりで決着がつく、わかりやすいゲーム。

罰する火Zoo

実に有利なマッチアップ。アグロ型のZooより遅く、妨害手段も乏しい。

サイドボードはアグロ型のZooと同じ。だが、アグロ型のZooより効く。

1度も負けたことがない。

飛行機械鋳造所/弱者の剣 コントロール

とても技術を要するマッチアップ。こちらのコンボに対する解答を多く供えられており、相手からの妨害への対処は困難。効果的なのは、闇の腹心を場に出し、相手に、早く飛行機械鋳造所のコンボを決めなくてはと思わせること。

呪詛術師は可能な限り場に出し、相手が場を作り上げる前に闇の腹心やヴェンデリオン三人衆と共に相手を殴る。

-1 虚空の杯
-1 吸血鬼の呪詛術師
-1 暗黒の深部
-2 撤廃 
-1 仕組まれた爆薬

+4 苦花
+1 殺戮の契約
+1 真髄の針

悪斬の天使をサイドインしてくるかもしれないので、安全のため、殺戮の契約を入れる。破滅の刃でもよいが、殺戮の契約はトレイリア西部でサーチしてこれる。交錯の混乱は対抗呪文として使う。

苦花はアグロデッキ寄りにするため。場に苦花がある場合も、相手に、こちらがコンボを決めたがっていると思わせること。相手がこちらを警戒すればするほど、相手は自らのコンボを優先しなくなる。

デミゴットストンピィ

実に退屈なマッチアップ。相手は血染めの月でロックしてくるか、こちらのコンボが早く決まらないことを望む。

1戦目は、こちらが相手のデッキがデミゴットストンピィだと戦う前にわからない限り、勝敗は相手の初手次第。血染めの月に対しては撤廃でバウンスするか金属モックスを場に出す以外に対処できない。思考囲いできればなんとかなる試合もある。このマッチアップは接戦になる。

サイドボード
-3 虚空の杯
-1 仕組まれた爆薬
-2 撤廃

+4 苦花
+1 破滅の刃
+1 殺戮の契約

苦花は攻撃はもちろん、守備でも災難の大神以外には効果的。

血染めの月1枚で負ける初手はキープしないこと。相手は血染めの月がある初手をキープしたがる。

赤単

20/20が先か焼死が先か、思考囲いする、闇の腹心でブロックする、以上。

-2 撤廃
-1 残響する真実

+1 虚空の杯
+1 破滅の刃
+1 真髄の針

ドレッジ

1戦目の相性は悪くはない。呪詛術師がいるので、黄泉からの橋の効果をストップさせることができる。相手は臭い草のインプで20/20 トークンを毎ターンチャンプブロックしてくるが、これは相手が十分な数のクリーチャーを並べるか、こちらがバウンスを撃つまで続く。

サイドボード

-3 虚空の杯
-2 撤廃

+2 滅び
+1 イクスリッドの看守
+2 トーモッドの墓所

サイドボード後のマッチアップは好きだ。デッキ内のサーチカードが3枚のアンチカードを持ってきてくれる。

相手は20/20 を除去することができないので、消耗の儀式搭載型の暗黒の深部デッキを使っている場合、ドレッジには有利にはたらく。

フェアリー

1戦目は最悪のマッチアップ。呪文嵌め、撤廃、謎めいた命令、苦花、思考囲い、マナ露出、スプライト、ヴェンデリオン三人衆は、いずれもこちらにとってよく効くカード達。

サイドボード

-1 暗黒の深部
-1 呪詛術師
-2 撤廃
-1 虚空の杯
 
+4 苦花
+1 殺戮の契約

大抵のフェアリー使いは思考囲いと苦花に対して有利な初手をキープしない(※原文直訳。いまいち理解できませんでした。1ターン目思考囲いは相手に対して効果的で、相手はこちらの苦花を予想してこない、とうい意味でしょうか。)。苦花を予想してこないか、楽な気持ちで試合に臨んでくるかのどちらか。

勝敗の50パーセントは1つのミスが決める。文章にはしにくいので、練習あるのみ(※原文に具体例は記されていませんでした)。

相手の十手には気をつけること。こちらの苦花プランが台無しになる。
虚空の杯は祖先の幻視に対してX=0で置くか、可能なら、こちらが苦花を置いた後にX=2で置く。

バント

あまり対戦したこがないマッチアップ。長い試合になることを念頭に置けば、不利な対戦にはならない。相手はバントチャームを持つので、虚空の杯X=1はZoo相手ほど安全を保障しない。

-2 撤廃
-1 残響する真実
-1 虚空の杯

+2 滅び
+1 殺戮の契約
+1 破滅の刃

サイド後は、コントロールデッキとしてプレイする。滅びは実に有効なカードだが、ヴェンデリオン三人衆と樹上の村用に、破滅の刃はとっておく。

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1枚差しのサイドボードでも土地の変異でサーチしてこれるなんて、なんともエレガントですね。

つまみ訳部分ではカットしましたが、筆者はエクステンデットの赤単デッキは肯定的ではないようです。赤単色について簡単に述べることができないうえに、述べたとしてもおもしろい点が無いからだそうです。


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